むし歯になりやすいところを知って歯磨きの効率アップ!
こんにちは。
東郷町の「みついけ歯科」です。
みなさんは、1日に何回歯磨きをしますか?
朝晩2回の歯磨きで、むし歯にならない方もいますし、朝昼晩の3回磨いても、むし歯になる方がいます。
つい、回数が多いと安心しがちですが、歯磨きの回数を増やしても、歯磨きがきちんとできていないと、むし歯になりやすいのです。
お口の中全体をきれいに磨くのはもちろんですが、むし歯になりやすいところを知って、そこを念入りに磨けば、歯磨きの効率がアップします。
では、むし歯リスクが高い場所について、見ていきましょう。
(1) 歯と歯の間
(2) 歯と歯ぐきの境目
(3) 奥歯の噛み合わせの溝
(4) 歯並びが悪く重なりあった歯
(5) 詰め物や被せ物のつなぎ目
以上の5点が、むし歯リスクが高い場所です。
歯ブラシの毛先が届きにくく、歯垢がたまりやすい場所というのが共通点です。
むし歯リスクが高い場所がわかりましたね。では、正しい歯ブラシの使い方をチェックしてみましょう。
● 歯ブラシの毛先は、歯に対して90度に当てます。
● ブラシの毛先が広がらない程度の軽い力で、5~10mmの幅を目安に小刻みに動かして、1~2本ずつ磨きます。
● 歯と歯ぐきの境目は、歯ブラシを45度に当てて5mm程度の幅で細かく動かして磨きます。
「正しい歯ブラシの使い方」と「むし歯リスクが高い場所を念入りに磨く」これで、むし歯になる可能性を減らすことができますね。
歯磨きは、歯ブラシ1本で磨けば大丈夫だと思いますか?
いいえ。じつは、歯ブラシだけでは60%程度しか歯垢の掃除が出来ないといわれています。
しかし、補助器具を使用すると、清掃効果が80%近くにアップします。
家の掃除でも、汚れをしっかり取り除くためには、場所によって適切な掃除道具に変えますよね?
お口の中も、歯と歯の間に使用する「歯間ブラシ」や「デンタルフロス」、歯並びの悪いところなどには筆のように毛束がギュッとひとまとまりになった小さめのヘッドの「ワンタフトブラシ」などを使うのがおすすめです。
こうした補助器具と歯ブラシを併用すれば、清掃効果が高くなります。
正しい歯磨きと補助器具を使用しても、残り20%の汚れは、自分では磨ききれない場所に蓄積します。
そこで、おすすめなのが、歯科医院で行うプロケア「歯のクリーニング」です。
専用機器やプロの手技を駆使して、歯垢や歯石、歯の表面にこびりついた頑固な汚れをきれいに除去します。
歯は自然に再生しないので、むし歯になってしまうと、もとに戻どりません。
定期的に歯科医院で、検診やクリーニングを受けるようにしましょう。
むし歯の予防ができますし、もし見つかっても、早い段階で治療することが可能です。
みついけ歯科では効果的なブラッシング方法や、補助器具の使い方もお伝えしています。
お子さまには、「子ども用トレーニングルーム」で、正しい歯磨きの仕方を楽しく学びながら、歯科医院に慣れていただけます。
毎日のセルフケアと定期的なプロフェッショナルなケアで、わたしたちと一緒に健康な歯を維持していきましょう。