おいしく食べて歯を強くする!毎日のごはんで予防ケア
こんにちは。
東郷町の「みついけ歯科」です。
毎日気をつけて歯を磨いているのに、むし歯ができてしまったり、歯周病になってしまったり……
お口の中のケアって、難しいですよね。
毎日のごはんで健康でいられるのと同じように、毎日のごはんで歯が強くなればいいな、と思いませんか?
むし歯の予防には、歯を強くしてくれるカルシウムはもちろん、タンパク質やビタミンA、ビタミンDを一緒に摂ることも大切です。
そこでおすすめしたいのが「切り干し大根入りのおみそ汁」です。
切り干し大根にはカルシウム、そのほかにも、おみそ汁に定番な豆腐にはタンパク質、わかめなどの海藻類にはビタミンA、きのこ類にはビタミンDがそれぞれ多く含まれているので、カルシウムを摂るのにぴったり。
つくり方はかんたん。おみそ汁のだしをとるときに、さっと洗った切り干し大根を適量入れ、あとは普段通りにおみそ汁をつくってください。
こうすると切り干し大根を戻す手間も省けますし、戻るときに水に溶け出た栄養素をすべて摂ることができます。
歯周病の予防には、しっかり噛むことが大切です。
そこでおすすめしたいのが、アーモンドやくるみなどの「ナッツ類」です。
ナッツ類は軽く煎ると香ばしさが増しますが、そのままでも十分。
適量をポリ袋に入れて、めん棒やびんの底などで粗く砕き、小松菜やほうれん草のお浸しにプラスしましょう。
また、ナッツは甘辛い味にもよく合うので、きんぴらごぼうにプラスするのもおすすめです。
ごぼうやにんじんといっしょに炒めてから、味つけをしてください。
食べものや飲みものに含まれている糖分が口の中にない状態が、むし歯予防にいい状態といえます。
ダラダラと食べたり飲んだりしないようにしましょう。
甘いものが食べたいときは、間食よりも食事のあとの方が、むし歯予防にはいいかもしれません。
また、唾液は歯を弱くする酸を中和してくれます。しっかり噛んで唾液の分泌を促しましょう。
ただし、毎日のごはんだけでむし歯や歯周病を予防するには、限界があります。
食べ終わったらすぐに歯を磨くことも、忘れないでくださいね。